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2018年1月26日金曜日

ダンスパ-ティ-主催から引退した理由その1

ダンスパ-ティ-主催から引退した理由 その1

先日12年間行ってきたダンスパ-ティ-(中高年の健康維持と交流が目的)を終了し主催事業から引退することといたしました。その理由は沢山ありますが、その一部をおいおい述べてみたいと思います。
大きな理由の一つはダンス愛好者の超高齢化です。日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性は80.98歳、経済成長、公衆衛生の向上、医療の飛躍的進歩のお蔭で、日本人の平均寿命が戦後70年で30歳も伸びたそうです。
社交ダンスの世界は40代・50代の人達が日々の生活に追われ、ダンスどころではないのが実態のようです。役所広司主演の「シャルイダンス」でダンスをはじめた頃は夢のまた夢。後継者が育たない状態で私達の様な高齢者ばかりになってしまったようです。
札幌の公共施設で日々行われている交流ダンスも「老人会・敬老会」のようになっています。当会もここ二・三年この傾向が顕著になってきました。
私の理想は「洗練された音楽で紳士淑女が華麗に舞う」です。高齢者の行き場が無くてただのたまり場になるのは嫌でした。
12年の間、会の質を落とすことは絶対にしたくなかったのでダンスのエチケットを守れない人達は入場をお断りしてきました。(いわゆる出入り禁止ですね)

各家庭の奥様方から「粗大ごみ」扱いされて、行くところが無いだけで交流会を遊び場に利用されることは嫌でした。そうならないうちに店じまいです。




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